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ホタテ

ガニと一緒に、ホタテももらいました。こちらもまだぱくぱくしていますが、ガニほど騒動にはなりません。
でかいのだけ、ほやぎます。
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当初の目論見、「狛犬いっぱいブログ」はどこ行った…。



まず軍手をはきます。殻のはじっこは尖っていて大変危険、挟まれでもしたら騒動です。
「ほやぎベラ」があればいいのですが、わたしはまだ持っていないので、洋食ナイフを使います。食事用は別に用意したので、このナイフはほぼほやぎ専用となっています。
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平らな方を下にして持ち、貝が口を開けた瞬間、下の貝殻と貝柱の間にナイフをすべりこませます。驚いたホタテが口を閉じますが、ここで負けてはいけない。
そのままナイフを前後させながら横にずらしていくと、ぱかっと殻が開きます。外れた殻ははずします。
殻に貝柱のかけらが残った場合は、こそげとってそのまま口へ運んで下さい。これがいちばんうまい食い方だと思いこんで早何年。なに、ちょっとくらい海水なめったって死なねおん。
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残っている貝殻も、同じようにはずします。
左がメス、右がオスです。
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黒い塊(ウロ)の端に爪先をさしこみ、貝柱をはずします。
まだ生きているので、動きます。驚いて落とさないようにご注意。
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食べられるミミ、卵巣、精巣と食べられないウロ、エラとを分けます。
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ホッキの軟骨に驚きましたが、ホタテにもあったんですね。卵巣に隠れていました。
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ミミにはかなりの汚れがついています。そこで活躍するのがこの玉葱だのが入っているネット。わたしの家にはなかったので、ホタテをくれた奥様が提供して下さいました。青森から越してくるとき、荷物に忍ばせてきたそうです。
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ミミに塩を降って、ネットに入れて口をしばります。そしてひたすらもみます。黒い泡のような汚れがぶくぶく出てくるので、たまに水で流します。ミミも動きますのでご注意。
ネットがない場合は、ザルに入れて、タワシでひたすらぐりぐりしてください。1本づつ手でしごいてもいいですが、大変な手間です。
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できあがり。
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卵巣も刺身でいけるようですが、稚貝の蒸し汁でさっと煮てしまいました。加熱すると、鮮やかな紅が淡い橙にかわります。
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by bayabayatto | 2007-03-31 18:47 | たべもの
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