三戸大神宮の古狛犬 阿

参拝スタンプをもらうついでに禰宜さんに阿の行方を尋ねたところ、「実はここに…」と案内してくださいました。
「お墓だ…」と近づかなかった、杉原凱先生と会津藩出身の無縁仏の墓碑の間に…とんでもない姿でいました。
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な、なんと燈籠の柱にちょこんと乗っかっています。
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しかも前脚と下半身は失われてしまっています。
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下半身はどこへ…。きみのしっぽも見たかったよ!!
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禰宜さんが物心ついた頃からこの姿だったそうで、「これはこういうものなんだ」と思っていたそうですが、よく遊びにいらっしゃる「おもしろい先生」に、「これは狛犬じゃないか?」と云われて気付いたのだそうです。
たてがみ、顎の毛、庚申塚の並びにいたと同じです。
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昭和52年に境内の大改修をしたので、その時にあれこれくっつけてしまったのではないか、とのことです。
よく見ると、燈籠の柱と台座も違う石のようです。燈籠の上部も見当たりません。狛犬の失われた部分とともに、境内内に散らばっているのではないか…。写真や絵も残っていないので、修復は難しそうですが、いずれ阿吽並べてあげたい、とのことです。
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この神社のはじまりは文禄元年(1592年)、境内が手狭になった為この地に移ったのが寛永6年(1629年)、もしそのころからいたんだとしたら…。
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本人もあまりにむかしのこと過ぎて、覚えていないのかも!!
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by bayabayatto | 2007-05-21 15:41 | 狛犬
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