鬼神社 弘前市鬼沢

きじんじゃ、おにじんじゃ、おにがみさま
S氏がお江戸に出張に行っているすきに、弘前市立博物館に浮世絵を見に行ったついでにひとりで第3回津軽の狛犬に会いに行こうツアーを敢行しておりました。

まずは、あちこちで有名な鬼伝説のある地にある鬼神社です。
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弘前城から岩木山の東をまわって鯵ヶ沢へ抜ける道からちょっと入ったところにあります。特に案内も出ていないので、一度通り過ぎて西海岸へ出てしまうところでした。
道路から参道を一直線にすすむのではなく、大鳥居をくぐってつきあたりを左、また左にと神殿にむかいます。
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御祭神は高照比賣命(たかてるひめのみこと)、伊弉那岐大神(いざなぎのおおみかみ)、大山祇神(おおやまつみ)ですが、村人を助けてくれた岩木山の鬼(大人)も祭っています。
(由緒書きには鬼については一切ふれられていませんでした)
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むかしむかし、田んぼにひき水がなくて困っている村人を、角のない鬼が岩木山から水をひいて助けてくれたのだそうです。
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社の鬼瓦や社号標にかかれた「鬼」の字には角がありますが…
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拝殿左側にさげられた額には角がありません。拝殿正面の額にも角がないようです。
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大鳥居に立派な注連縄がさがっていました。米俵がのり、色紙の房がさがっています。
額には角がありません。
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石碑には角があります。
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巨大な鉄製のわらじ(鉄だからわらじとはいわないか)や、鋤や鍬などの農機具が奉納されています。
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角のない鬼は製鉄や灌漑の技術を持っていたようなので、岩木山に忍んでいた渡来人ではないかと云われているそうです。
(近くにある自得小学校のHPに生徒達の研究がのっています)
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狛犬のわきに置かれていたスコップは、ニンゲンサイズでした。
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鳥居には神紋の卍がしるされています。
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赤と黒に塗られた瑞垣。
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くずれ燈籠。灯をいれる部分は華奢なので、こわれやすいのでしょう。
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末社の春日神社の注連縄にも、色紙の房がさがっていました。
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鬼が水をひいてくれておかげで、今も水をたたえた田んぼが広がっています。
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2007.06.22
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by bayabayatto | 2007-07-19 12:06 | 神社
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