墓石のはなし

以前三戸大神宮にお邪魔した際にちょうど墓石やさんが訪れたので、ここぞとばかりに質問してみました。墓石やさんもびっくりしたべの~。
禰宜さんにも神道と仏教の墓石の違いについて尋ねたので記しておきます。

仏教…墓石は前側の辺が若干長い長方形。上部の角は削ってあります。
奥行きと幅が違うだなんて、知りませんでした。
おもてには「○○家之墓」や各宗派のお題目を刻みます。最近では「やすらぎ」や「心」などと刻まれたものも多くみられます。かたちも自然石のおもてだけを磨いて平にしたものや、門型などさまざまあるようです。
こどもの墓だと墓石はたてずに台座だけだったように記憶しています。
実家の墓にはまずいちばん上の兄が入ったのですが、その後で祖母が入る時に石柱を建てたような気がします。
側面には墓にはいっている仏さまの戒名や没年月日をきざみます。墓石に刻みきれなくなると、脇に石板を建てて刻みます。
墓石とは関係ありませんが、父は「戒名も葬式もなんにもしなくていい」と云っており、わたしもそれでいいと思っていますが、兄やS氏は猛反対。まだまだ先のはなしですが、さぞかし大騒動になることでありましょう。
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神道…墓石は断面が正方形の角柱、頂上部は低い四角錐。社号標のようなかたち。おもてには「○○家奥津(都)城」と刻みます。
(よそさまの墓を勝手にのせるのはどうかと思うので社号標の画像をのせようかと思ったのですが、ちょうどいいのが見つかりません)
戒名はなく本名が送り名となるので、本名の下に
成人男性 大人命(うしのみこと)
成人女性 刀自命(とじのみこと)
男児 彦命(ひこのみこと)
女児 姫命(ひめのみこと)
とつけるそうです。
小さいこどものお墓には、お地蔵様を置くことが多いそうです。禰宜さんのはなしによると、お地蔵さまにこどもの面影をうつして偲ぶのではないか、とのことです。
お地蔵さまは仏教のものだとばかり思っていたのですが、神道が発祥だそうです。
館鼻のぐれっとタワー付近の御前神社跡地には墓所がのこっており、神道の墓石をみることができます。

青森県南部には神葬祭が多いそうで、岩手県になりますが軽米のとある地域では墓石の前に狛犬を置くところがあるそうです。マイ狛犬!!不謹慎ですが、うらやましい…。
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by bayabayatto | 2007-08-19 12:25
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