南部地方えんぶり 剣吉諏訪神社奉納
2008.02.09
剣吉諏訪神社奉納のまた続きです。 社殿前の奉納がはじまりました。 ぐっと姿勢を低くした太夫が、しゃらん、しゃらんと鳴輪を鳴らしながら本殿前へ進み出ます。 親方の振る采にあわせ、深々と一礼。 剣吉のえんぶりは「どうさいえんぶり」。 烏帽子を振るたびにわっさわっさとなびくたてがみが圧巻です。 太夫の摺りのあとは、こどもの舞い。 松の舞だべが~。 後ろに控えた太夫は口上の合間に入る掛け声とともに、杖を打ちつけ鳴輪を鳴らします。 社殿から見守る神職。 テレビ局のカメラを前に緊張。 恵比寿舞の鯛係り。 なかなか釣らせてはくれません。 緊張でこわばった表情も、舞いがのってくるにしたがってほぐれてきます。 (釣れた鯛を)函館の湊につけようか、それとも八戸の湊につけようか、やっぱり諏訪神社にさしあげよう。 こどもの舞いがおわると、再び太夫の摺りにはいります。 見ているだけで首が痛でぐなる~。 若い頃は太夫をつとめたんだべが。 せっかく苗を植えたたんぼから水が出てしまわないように、畔留め。 摺り終わりの御礼。 見ている側も、息がとまります。 摺りの激しさに、羽織紐がはずれることも。 ほっと一息ついて、目抜け通りの行列へ向かいます。 石段の下で摺っていた組は、いつの間にかいなくなっていました。 拍手でお見送り。
by bayabayatto
| 2008-02-13 13:20
| えんぶり
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