加賀見流騎馬打毬
14時になり、騎馬打毬の説明の後に毬童子が球を馬場尻近くに置いて、試合開始です。
武道らしく、礼!! 真剣に見ていたというのに、S氏が「馬も礼したらおもへーなー」とぼそっと言ったので、土手から落ちそうになりました。 太鼓と鐘が交互に鳴らされ、入場門から颯爽と騎士が馬場に突入します。 馬場尻に並び用意ができたところで毬杖を上げ、一斉に球めがけて馬を駆ります。 どうっ!! 馬止めから自軍の旗門めがけて、球を投げ入れます。バウンドしたり門上部の旗に当たったりすると、入ったとはみなされません。 乗馬クラブのみなさんが2,3日前から練習をしたそうですが、たった数日でここまでできるなんて凄い!! 1球入れることができると、敵の妨害をすることができるようになるので、球を拾うのや投げるのを毬杖で邪魔したり、敵の球を馬場尻に放ったりともみくちゃになってきます。馬の動きも激しくなるので、もうもうと砂ぼこりが舞います。 馬場から球がなくなると動きが止まってしまうので、あちこちに飛んでいった球を探して馬場へ戻すのも大変!! ソフトボールをつかっているそうですが、あたると痛いべ~。カメラに命中してしまったひとや体に命中してしまったひともいました。 二回戦目では馬具がずれて目をおおってしまい暴れる馬が出た為一時中断となりました。 一回戦は白が勝ちました。勝った軍の中門と旗門の間に纏のようなものがくくりつけられます。 毬杖の持ち方、弓と同じですね~。 二回戦は赤の勝ち。毬杖を上げて中門から凱旋します。 三回戦も赤の勝ち。今年の奉納試合は赤軍の勝利でした。 一回戦ごとに表彰があり、白扇子が授けられます。 負けた軍は勝った軍の表彰の間馬場尻で待機し、きもちうつむいて戻ってきます。 終わったら、また揃って礼をし、自軍の櫓(?鐘や太鼓のあるところ)にも礼をします。 勝敗がつくまで繰り返されるのでしょうか、1時間半ほどで終了となりました。 山形豊烈神社の打毬は10/6に行われるようです。 おんまさんも、おつかれさま~。 2007.08.02
by bayabayatto
| 2007-08-08 20:28
| 三社大祭
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